前回の続きです。
市役所で一時預かりという制度があるのを知り、家の近所から認可保育園と、認可外保育園をひとつずつ選びました。
筆者の母、つまり息子にとっての祖母は絶望的に運転が下手なので、できる限り息子を乗せて運転させたくありません。
⬇こんなですから
電話して一時預かりの旨、市役所担当者のお名前を出しつつ伝えたところ
いずれも見学にいらしてくださいとのこと。
その日のうちに二つとも見学しました。
まず一つ目は、お寺が運営する認可保育園です。
大きいです。
何棟も施設があって、赤ちゃんから学童保育まで網羅しているようでした。
セキュリティは万全で、園内に入る際は必ず施錠された本館からでないと入れません。
そして、一時預かり所。
一時預かり所は職員室のすぐ隣に併設されていました。
小さな子どもたちがお昼寝中でした。
広さは8畳ほどですが、部屋内にトイレも併設され、すぐ目が行き届くようではありました。
日課については、特に決まっておらず、様々な年齢の子どもがいるので、それぞれしたいことをする。というような感じでした。
天気がよければ外で遊んだりもするとの事です。
ご飯は調理室で作られるということでした。
一旦書類を預かって、検討して回答することにしました。
二軒目は、家の近所にある非認可保育園です。
建物は一棟だけでした。
調理室はなく、お台所があるのみ、園庭は広く、トイレは分離されてました。
食事は業者がおかずを持ってくるとのことでした。
認可条件では、調理室の設置と、自炊自足が義務付けられていたと思います。
自衛隊のように。
そこが非認可の理由かもですね。
先生は保育士以外にも看護師が常駐しているとのことでした。
また日課については、細かく決まっていて、絵本の読みきかせやリトミック(お遊戯)などがありました。
で、この保育園では縦割り保育といって、年が上の子と同じく保育を受けるのです。
お兄ちゃんお姉ちゃんがいるということですね。
筆者は、当初施設も広いし、清潔そうだし、認可保育園のほうかなと思いました。
ですが、妻は認可外を推しました。
妻のいうには「認可の方は託児コーナーみたい」とのことでした。
特にカリキュラムなどなく、とりあえず、おもちゃやトイレのある一室で、安全に預かる。看ておく。
ある意味、安全かも知れません。ですが
産婦人科の託児室と変わらないな。
と筆者も思ったのでした。
その間息子は、認可外で話を聞いていたのですが、5歳のお姉ちゃんとすっかり打ち解け走り回って遊んでました。
息子は、本を引っ張り出して読んだり、お姉ちゃんと追いかけっこしたりしています。
筆者の息子は、公園に連れ出しても、他の子やお兄ちゃんお姉ちゃんと遊びたがるんです。
怪我をさせたり、させられたりしたらいけないと、あまり関わらせなかったのですが。
そんな息子を見て
確かに年は同じくらいかも知れないけど、一室でじっと大人しくしとくよりは
他の子達とカリキュラムに沿ってのびのびと遊んだ方が嬉しいんじゃなかろうか。
そう思いました。
そもそも筆者の息子は、大人しくすることなんてできませんが。
加えて、認可外とは言え、筆者が子供の頃から長年運営されている保育園です。
そこの保育士や看護師も自分の孫、子供を預けるそうです。
それもあり結局、認可外に決めました。
いろいろと勉強になりましたが、認可だろうが非認可だろうが、一長一短であるし、それぞれ向き不向きがあるのだろうと感じました。
結局、法律に定める施設の要件などを満たしてないと言うだけで
「認可外=危険」ではない
ということでした。
例えば、アレルギー食を例に出すと、認可であれば調理室がある分、食事も細やかに注意することができます。
しかし、非認可では仕出しの場合もありますから、第三者のヒューマンエラーが介在するリスクも高くなるとも考えられます。
一長一短ですね。
認可外の方が事故が多いという指摘もあります。
否定するつもりはありませんが
認可外の方が入園児童が圧倒的に多い
という現状からは、人口が多いだけ、どうしても発生も多くなるものと思われます。
例として、やはり、人口の多い街ほど事件事故も多いですからね。
また、ブラックな認可外なんかは論外で、親が察知して気をつける他ありません。
行政が介入する分、その点認可の方は安全かもですが・・・
難しいことろです。
ですが、とりあえず筆者の息子が行く所は安心できそうでした^^*
帰りは息子が保育園にいると言って聞かなかったので、無理矢理連れて帰りました💧
おそらく、うちの子は割とすんなり順応できそうです。
息子の保育園ライフが、今夏スタートします^^*