色白ゆうじろうの無味無臭ブログ

怪奇・ホラー漫画を中心に、小説、エッセイなど読み物を投稿してます。

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警備員護身術

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筆者が度々話題に出す、筆者の会社の護身術を紹介しましょう

試合形式のほか、型のようなものもありますが、ここでは試合形式をご紹介します。

警備業務遂行のため、実戦を想定した格闘・・・とかまことしやかに言われてますが、実態は

腹痛を患うタコ踊り

です。実戦性なんて皆無です。


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どーん
これがユニフォームです。

昔の潜水服のようなヘルメットに、アンパンマンのようなグローブ、剣道の胴をつけて試合します。

ルールは2ポイント先取制で、先に2ポイント先取した方の勝ちです。

ポイントになるのは


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アゴへのパンチ

胴体へのパンチ、キック
これが、ポコーンと快音響けば1ポイントです(笑)

あとは、

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相手を投げる
床に押さえ込む
これでも1ポイントです。
2ポイント技は有りません。

これまた実戦性からかけ離れるクソルールなんですが

フック、アッパーカット
頭部へのキック


・・・これらは反則なんですね。

なんでも、警備員は相手を倒すのが目的ではなく、制圧するのが目的だから、危険な技は使わない・・・って、ことらしいですけど

路上はNOルールですよ。

相手にやられたら、避け方もわからぬまま、アボンでしょうね。

ですんで、ルール上フックは飛んでこないので側頭部は守る必要が有りません。

で、アッパーカットもないので、頭を下げまくっても殴られることなく、アゴを隠せます。

頭を下げてればパンチを受けないということです。

あとは、胴体へのキックを守れば万事OK

頭へのキックもなしですから。

だから、みんな警備員達が行き着く構えがあるんです。
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バーン
これで、全ての攻撃は防げるッッ!!!

アゴも胴体も安全だッ!


なんか、お腹痛いみたいですね(笑)

はぁ・・・なんだこのクソ構え


現実じゃ頭蹴られて即死ですよ

後頭部ぶん殴られるかもしれないし。


実戦を知らぬ老害が作ったタコ踊り、ここに極まる!!!!!!

と、この、タコ踊りを作った奴に対する怒り心頭な筆者です。

だって、これが護身術だと教え込んで一線に社員を送るんですよ?!?

人命軽視にも程があると思います!!!
無責任です!!

ハァハァ・・・喘息が・・・

で、みんなこの構えをするから試合がどうなるかというと・・・
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ドォォーーーン!!


・・・・・・君たち、お腹痛いの??


陸上自衛隊は、いち早く近年の市街戦や、特殊部隊によるCQBなど現代戦に着目し、新格闘の導入を急ぎ、普及させました。

これも防具格闘ですが、我社の護身術とは比較にならないほど実戦的です。

素晴らしいと思います。

情報を多角的に仕入れ、隊員達のために新しい技術を取り入れる・・・。

それだけ、隊員と上層部の問題意識も高いということでしょう。

我社も、護身術は捨てて、自衛隊の新格闘を取り入れるべきです。