色白ゆうじろうの無味無臭ブログ

怪奇・ホラー漫画を中心に、小説、エッセイなど読み物を投稿してます。

スポンサードリンク

【エッセイ漫画】人生ゲームで、原野商法を知る その⑤【ボードゲーム】

スポンサードリンク

こんばんは、訪問頂きありがとうございます。

 

本日は人生ゲーム編最終回となります。

 

前回のお話

 

 

wide-tree.hatenablog.com

 

それでは本篇どうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、大団円でした。

 

コツコツ真面目に働いても報われず、結局血迷って原野商法に引っかかるって、まさしく現実の私の生き方を見ているようで…落涙します。

 

 

よいこのために原野商法について解説しますと…

 

1970年代から流行した手口なんですが

 

山奥の資産価値がないような土地(原野)を売りつけるものですね。

 

資産価値がない土地なんて普通なら買いませんが、悪質な業者は

 

「リゾート開発され、土地代が上がります!」

「宅地開発が進んで、この一帯の土地を持っていれば大金持ちです!」

 

と根も葉もないことを買い手に吹き込んで…ようは騙して売りつけたんですね。

それが原野商法です。

 

 

原野商法と同列に考えていいのか分かりませんが、主人公が同じように痛い目に遭うSF漫画があります。

 

藤子・F・不二雄先生の「3万3千平米」です。

 

広い土地に広いマイホームを夢見るくたびれたサラリーマン「寺主」さん。

 

なけなしの貯金や、退職金の前借でお金を作り…

幼馴染の不動産屋である「安田」から都心からやや離れているものの、坪25万で24坪の土地を紹介されます。

 

 

 

条件的には好物件なのですが(地方在住の私からしたらびっくりですが)、広い土地と広いマイホームが欲しかった寺主さんは決めきれません。

 

 

そこに、謎の「開発局用地課員」を名乗る男がやってきて、寺主さんが持っている「三万三千平米の土地」を売ってほしいと交渉に来ます。

 

当然、そんな広い土地を所有する覚えはない寺主さんは混乱してしまい

 

身に覚えがないと言うと、用地課員を激高させるのですが…

 

 

 

広い土地、広いマイホーム

 

夢であるけれど、都心なら叶わぬ夢(叶うようなお金持ちの方は別として)

 

寺主さんの土地高騰と理想のマイホームとのジレンマが描かれます。

 

画像の引用元:小学館文庫「ミノタウロスの皿 藤子・F・不二雄[異色短編集]1」

 

夢の終着点は24坪のマイホームか・・・・

 

寺主さんが土地を探す過程で、先ほど書いたように痛い目に遭います。

安くて広い土地を不動産屋から買った!これは掘り出し物だ!

でも実は…

このような悲哀は昔よくあったのでしょうね。

 

果たして寺主さんのマイホーム計画はうまくいくのでしょうか。

 

結末は大どんでん返しが起こります…

 

それは本を見てのお楽しみと言うことで…

 

 

 

この本にある「ミノタウロスの皿」も名作ですよ。

 

藤子・F・不二雄先生のSF短編は本当に面白いです。

是非お勧めします。

 

あれ、原野商法について語ったつもりが、藤子不二雄先生のSF短編紹介になってしまいましたね。

 

というワケで、読者様

「人生ゲーム編」いかがでしたか。

 

読んでいただきまして誠に有難うございました

それでは(⌒∇⌒)