こんばんは、訪問頂きありがとうございます。
本日は人生ゲーム編最終回となります。
前回のお話
それでは本篇どうぞ
以上、大団円でした。
コツコツ真面目に働いても報われず、結局血迷って原野商法に引っかかるって、まさしく現実の私の生き方を見ているようで…落涙します。
よいこのために原野商法について解説しますと…
1970年代から流行した手口なんですが
山奥の資産価値がないような土地(原野)を売りつけるものですね。
資産価値がない土地なんて普通なら買いませんが、悪質な業者は
「リゾート開発され、土地代が上がります!」
「宅地開発が進んで、この一帯の土地を持っていれば大金持ちです!」
と根も葉もないことを買い手に吹き込んで…ようは騙して売りつけたんですね。
それが原野商法です。
原野商法と同列に考えていいのか分かりませんが、主人公が同じように痛い目に遭うSF漫画があります。
藤子・F・不二雄先生の「3万3千平米」です。
広い土地に広いマイホームを夢見るくたびれたサラリーマン「寺主」さん。
なけなしの貯金や、退職金の前借でお金を作り…
幼馴染の不動産屋である「安田」から都心からやや離れているものの、坪25万で24坪の土地を紹介されます。
条件的には好物件なのですが(地方在住の私からしたらびっくりですが)、広い土地と広いマイホームが欲しかった寺主さんは決めきれません。
そこに、謎の「開発局用地課員」を名乗る男がやってきて、寺主さんが持っている「三万三千平米の土地」を売ってほしいと交渉に来ます。
当然、そんな広い土地を所有する覚えはない寺主さんは混乱してしまい
身に覚えがないと言うと、用地課員を激高させるのですが…
広い土地、広いマイホーム
夢であるけれど、都心なら叶わぬ夢(叶うようなお金持ちの方は別として)
寺主さんの土地高騰と理想のマイホームとのジレンマが描かれます。
夢の終着点は24坪のマイホームか・・・・
寺主さんが土地を探す過程で、先ほど書いたように痛い目に遭います。
安くて広い土地を不動産屋から買った!これは掘り出し物だ!
でも実は…
このような悲哀は昔よくあったのでしょうね。
果たして寺主さんのマイホーム計画はうまくいくのでしょうか。
結末は大どんでん返しが起こります…
それは本を見てのお楽しみと言うことで…
この本にある「ミノタウロスの皿」も名作ですよ。
藤子・F・不二雄先生のSF短編は本当に面白いです。
是非お勧めします。
あれ、原野商法について語ったつもりが、藤子不二雄先生のSF短編紹介になってしまいましたね。
というワケで、読者様
「人生ゲーム編」いかがでしたか。
読んでいただきまして誠に有難うございました
それでは(⌒∇⌒)