水飲み鳥。
ほっておいても、ひたすら延々と水を飲み続けています。
フェルトの顔は、結露や水分でじっとりと濡れているのに、無表情で水を飲み続けます。
彼にとっては、これが世界のすべてであり、唯一無二の行動なのです。
その表情と動き、この世界が好きなのです。
文系的な見方は以上として。
仕組みは気化熱を利用した熱機関だそうです。
三流文系私大の筆者が理解するには、三日間ほどかかりました。
- まず、頭のフェルトの水分が気化して、頭の温度が下がります。
- 頭温度が下がるとともに、気圧も下がり、腹部の方が気圧が高くなって、液体を押し上げます。ストローですね。
- 頭に液体が溜まり、重みで頭が落ちます。その際に水を飲みます。
- 体が水平になって、腹の空気が頭に、頭の液体が腹に落ちます。バランスを取り戻します。以下無限ループです。
という仕組みなんですね💧
気化熱といいまして、液体が気化する際は熱エネルギーが必要なんですね。液体が触れている物体から、熱を奪うわけです。ですので、水飲み鳥の頭や、打ち水のアスファルト、体を拭かない子供たち・・・などはすぐに冷えるのです。
その冷えが気圧を下げ、一連のプロセスを開始させるのです!
それが水飲み鳥のエネルギーらしいですよ
一見無限ループの水飲み鳥ですが、永久機関ではないそうです。
水飲み鳥発電所とかできませんかね(笑)
エコでしょ?
理系の方に鼻で笑われそうですが