ハロウィンですね皆様!
コミックエッセイを書いていた昨年までは、「ハロウィンスペシャル」と題してホラーテイストな漫画とイラストを書いてました。
今年から、平常運転でホラーを書くようになりました。目下シリーズものを書いてる最中です。
どうしようかなと思案した結果、イラストを書くことにしました。
今年度、私の楽しんだホラーの中でイチオシの作品をオマージュしてイラストを描きました。
こちらです!
はい、「シャイニング」でございますよ。
スティーヴン・キング先生のマスターピースですね。
すいません、イラストはキューブリック映画版をオマージュしたんですが、映画は未履修です。
シャイニング良かったです。
ホラーとしても面白いのは当然ですが、自分のキャリアや性格、子育てや家族との接し方に父親が葛藤していく姿もすごく刺さりました。
私が子供の頃にはすでに存在していたこの名作ですが、自分が仕事や家族、子育ての問題に直面して、いっそう刺さりました。
映画のイメージが強かったので、「悪霊がパパにとりついて、ドン底の恐怖に!!」という展開を予想してましたが…全く違いました。
家族の有り様と、直面し続けないといけない葛藤…
崩壊する悲しき家族の物語でしたよ。
でも、そこには確かに家族愛があったのです。
私もイラストに描いといてなんですが、ジャック・ニコルソンが凶悪な顔をして斧を振り回す…あのイメージというよりは、もっと等身大の気難しくて、繊細な家族愛のある父親…それがジャック・トランスでした。
せっかくのハロウィンなのでね。
映画版シャイニングを見てゾッとするのもいいでしょうし、原作小説版を見てじっくりとトランス一家に襲い掛かる悲劇を吟味してもいいでしょう。
シャイニング…おすすめですよ。
それでは、よき恐怖を…