こんばんは。
今日も今日とてご訪問頂きありがとうございます。
最近心理学の本を読んでます。
ちょっとした事件が我が家でもありましてね・・・
そうなんです。
誰しもが、事件を目撃していたはずなのに、誰も何もしなかった。
これは「集合的無知」という現象なんですって。
目の前で事件が起きていても「誰かが通報しただろう」「だれも助けてないということは、大した事態ではないのだろう」と傍観者たちが何もしない現象ですね。
また、童話「裸の王様」のように、王様は単に裸なだけなのに、「愚かなものには見えない服です」という詐欺師の言葉に皆が騙され、王様本人はもちろん、大衆は「愚かだ」と見られたくないがために裸ではないと主張していたという…
コロナ禍の初期にトイレットペーパーを社会不安から買いあさっていた現象もこれに近いかもしれません。
だれしもが、デマだという情報は耳にしているけれども、本当だったらどうしようと買いあさるという…
怖いですね。このような人間の真理が社会的不協和を沢山生み出すのです。
もし、あなたが体調不良で倒れた時など、行きかう民衆に助けを求めるとき…
「集合的無知」から見て見ぬ振りされてはいけません。
そんな時は
「そこの緑のシャツを着たスキンヘッドのあなた!!救急車を呼んでください!」
と具体的に一人を指して救援するといいそうです。
集団と言う曖昧なくくりから、一個人を引き出すのです。
集団ではなく、一個人の場合、困った他者に救いの手を差し伸べる確率はぐんと上がるんですって…。
という、我が体験に絡めての心理学ネタでした。
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