こんばんは皆様。
私は賢くありません。
正直なところ(笑)
最近プキャ君がタブレット系の教材にハマってまして、分数の計算を楽しんで解いてます。
本人は勉強としてではなく、パズルゲームをするような感覚で楽しんでいるようです。
そんな時、プキャ君が私に
「ここ分からないから教えて」
と持ってきたのです。
今までプキャ君の勉強で分からないところなんて無かったので、「ああ。はいはい。見せてみ」と受け取ったのです。
出てきたのは分数の割り算でした。
二桁の分母と分子が複雑な数式感を醸しだします。
私は、じっとりと手汗をかき、考えました。
「……えっと、分数だから、分母を同じ倍数で合わせて……」
ペンを動かし、それぞれの分母を合わせていきます。
瞬間プキャが言いました。
「違うよ、お父さん。割り算なんだから通分しなくていいんだよ」
「最小公倍数で合わせるのは、足し算引き算だよ」
私は、ハッとして分母の修正をやめて、後の数字の分母と分子を逆転させました。
「そうそう。それでいいの。回答は仮分数か、真分数でいいからね」
とプキャ君。
はい?
なんですかそれは。
その瞬間悟りました。
子どもに学力レベル(算数の)を越された瞬間だと……
私の最終学歴は地方文系私大です。
数学で留年しかけたので、センター試験は散々でした。
それから社会人生活を10数年……
自分の数学レベルは小学3年生に到達しないのかとしみじみ感じました。
私の仕事はほぼ、数学を使いません。
いや、時々距離・速さ・時間(いわゆるオハジキ)を計算したりすることもありますが……
それでもすこぶる数字は弱いです。
仕事にもよるのでしょうが、小学生の頃に学んだことはすっかり忘れしまっています。
こんな時に、「勉強って楽しいんだな……もっときちんと勉強しとけばよかった」と後悔するんですよね。
この調子だと中学生のころにはプキャに知性で完全に差をつけられそうです。
ふと子どもの成長を感じた……というか、抜かされて青くなった出来事でした。